皇居東御苑の写真 其の2をアップ
3/22に逝ってきた、皇居東御苑の写真 其の2をアップ。
皇居東御苑の写真 其の2は此方。
カメラはZEISS IKON CONTESSA。
フィルムはコダックEktar100。
3/22に逝ってきた、皇居東御苑の写真 其の2をアップ。
皇居東御苑の写真 其の2は此方。
カメラはZEISS IKON CONTESSA。
フィルムはコダックEktar100。
3/22に逝ってきた、皇居東御苑の写真 其の1をアップ。
皇居東御苑の写真 其の1は此方。
カメラはminolta SRT SUPER。
レンズはMC ROKKOR-PF 50mm F1.7。
フィルムはコダックE100G。
Nicca IIIaの修理を実施。
修理内容は
・シャッター幕(先幕、後幕)の交換
・各部注油
トップカバーの分解から。
フォーカスとファインダの接眼レンズを外す。
フォーカスの接眼レンズは側面のビスを外して引き抜く。
レンジファインダーの対物レンズ2つを外す。
アクセサリシューを外す。
シャッターダイアルを外す。
シャッターダイアルは側面のビスを緩めて引き抜く。
シャッターボタンの飾りリングを外す。
前後のビス2つを外して、トップカバーを引き抜く。
ボディを分解する。
スローシャッターダイアルの頭を外す。
時計回りに回すと外れる。
頭のネジを外して、ダイアルリングを外す。
3本のビスを外して、台座の金具を外す。
最後にその下のビス1本を外す。
4本のビスを外して、レンズマウントを外す。
レンズマウントの下にスペーサーが何枚かあるので位置と枚数を覚えておく。
また、マウントの裏側にビス留めための金属板があるので、外しておく。
表のビス6本と、裏側のビス3本を外し、ボディを引き抜く。
ボディを引き抜く際にテレカ等をフィルム圧版のところに差し込んでおくと、引き抜く際にフィルム圧版を傷つけずにすむ。
ボディを引き抜くとこんな感じになる。
ファインダブロックを外す。
フォーカス連動レバーを外す。
トップ側ののビス2本と其の裏側のビス1本を外し、ファインダーを外す。
内側のビス3本を外し、遮光板を外す。
底カバーを外す。
シャッター幕のテンションをフリーにしておく。
先幕を交換する。
まず先幕をテンションドラムから剥がす。
剥がしたら、幕の寸法を測っておく。
先幕を竿から剥がす。
幕を剥がした後、テンションドラムと竿に付いているボンド等のカスをエタノールなどで綺麗にしておく。
新しい先幕を切り出す。
幕の先に幕と垂直になるように両面テープを貼り付け、両面テープの奥の端が竿の端に来るように貼り付ける
其のまま竿を軸にして折り曲げ、圧着する。
幕のもう一方の端に、厚紙をセロハンテープで取り付けて、厚紙を折り曲げながらテンションドラムの間に通す。
其のまま厚紙を引き抜くと、幕がテンションドラムの間に通る。
テンションドラム側の幕の端に両面テープを貼り付ける。
テンションドラムに幕を貼り付ける。
後幕を交換する。
まず後幕をメインドラムから剥がす。
剥がしたら、幕の寸法を測っておく。
後幕を竿から剥がす。
幕を剥がした後、メインドラムと竿に付いているボンド等のカスをエタノールなどで綺麗にしておく。
新しい先幕を切り出し、先幕と同じように両面テープを貼り付ける。
両面テープの奥の端が竿の端に来るように貼り付ける。
其のまま竿を軸にして折り曲げ、圧着する。
幕のもう一方の端に、厚紙をセロハンテープで取り付けて、厚紙を折り曲げながらメインドラムの間に通す。
其のまま厚紙を引き抜くと、幕がメインドラムの間に通る。
この後、先幕のテンションだけをある程度上げておく。
メインドラム側の幕の端に両面テープを貼り付けて、幕の位置を調整しながらメインドラムに貼り付ける。
これで、先幕、後幕の交換は完了。
此の状態で、シャッターの動作に関係する各部に注油する。
注油後、シャッター幕のテンション調整をする。
調整のポイントは
・最低のシャッタースピードでシャッターが完全に動作すること
・最高のシャッタースピードで幕が開いていること
の2点を確認しながら、先幕、後幕のテンションを上げていく。
ただし、テンションがなるべく弱い状態で上記2点が実現できるように調整する。
最後に元通り組み上げて完了。
「どんだけカメラ持ったら気が済むんだ?」の「レンジファインダーカメラ」に追加。
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Opemaの修理を実施。
実は、以前修理したOpema IIの試し撮りを実施しようとしたところ、シャッターリボンが切れてしまった。
なので、今回はシャッターリボンの修理となる。
先ずは分解から。
トップカバーを外す。
更に、トップカバーのシャッターダイアルの位置にメインドラムの軸があるので、其の軸のシャッタースピードを設定する金具を外す。
その下にある複数の穴の空いた金具は側面からピンが嵌っており、其のピンで軸と固定されているので、其のピンを細いドライバなどで押し出して外す。
底面の板を外す。
底面の表側と裏側に板バネが嵌っているので取り外す。
それ以外の、ネジ、板バネ、ギアなど全て取り外す。
ただし、テンションドラムを固定している6角ナットと、それを固定しているU字の板バネは其のままにしておく。
ドラムを固定している板ごと引き抜く。
引き抜いた後で、U字の板バネを外し、シャッター幕のテンションを解除する。
先幕の1本のシャッターリボンが切れていた。
また、後幕のリボンも、ドラムに付けてあったボンドが劣化していてテンションドラムから剥がれてしまった。
まず、切れたシャッターリボンを新しいものと交換する。
片方のリボンが生きているので、ドラムに貼り付ける位置の調整はそれに合わせる。
剥がれた後幕のシャッターリボンもテンションドラムに貼り付ける。
此方は、特に位置調整は必要なく、後幕が平行に動くようにすればよい。
後は元通り組み立てる。
組み立てる際に、底面のギアのかみ合わせを微調整することで、シャッター幕の走行位置を調整することができる。
組み上げたら、シャッター幕のテンションを調整する。
テンションの調整は、
・最低速度でシャッターが問題なく動作する。
・最高速度でシャッターが確実に開いている。
この2点を確認しつつ、なるべく弱いテンションで調整する。
これで、シャッター幕の修理は完了。