NIKKOR-S.C 5cm F1.4とNikon S2の修理

今日は曇りのち晴れ。

今日はNIKKOR-S.C 5cm F1.4とNikon S2の修理を実施。

先ずはNIKKOR-S.C 5cm F1.4から。

修理内容は
・中央にあるレンズのクリーニング
・絞り羽のクリーニング

ますは後玉側にあるリングを外す。

ゴムリングなどで反時計回りに回すと外れる。

そうすると後側側のカバーが外れる。

その中にあるリングを抜き取る。

前玉側のレンズユニットを外す。

前玉のフィルター枠ごと反時計回りに回すと外れる。

後ろ玉のレンズユニットを外す。

後ろ玉を反時計回りに回すと外れる。

此で一通りの分解は完了。
絞り羽は油が浮いているので、ベンジンと綿棒で丁寧に洗浄してやる。
中央にあるレンズの汚れは、この絞り羽の油が付いた物なので、レンズクリーナを使って丁寧に洗浄する。
これらが一通り終了したら、元通り組み立てる。

次にS2の修理。

修理内容は
・スローシャッターが時々止まる。

スローシャッターは底面の機構が問題になることが多いので、ビス4本を外して底カバーを外す。

思った通り、油切りを起こした上に、埃が溜まっていたので、ブラシとブロアーで払った上で、各動作部に注油した。
その後、底カバーを戻して完了。

2 thoughts on “NIKKOR-S.C 5cm F1.4とNikon S2の修理”

  1. 注油箇所ですが、底カバーを外して実際にスローシャッターを切ってみるとどこが引っかかっているのがある程度解ります。だいたいはカムの動きが埃や錆で粘っていることが多いので、埃や錆を取り除いてから注油します。
    ただし、カムでは無くスローガバナーそのものが粘っている場合は底カバーを外すだけではだめで、さらに分解してスローガバナーを取り外し、ベンジンなどで洗浄してやる必要があります。また、スローガバナーに注油するのは厳禁です。ここに注油するとかえって動きを悪くすることとなります。
    まずは、実際にどこが問題になっているかを見つけることが先で、むやみに注油すれば良いということでは無いのでご注意ください。

  2. 注油箇所って、具体的にはどこなんでしょうか?
    私のもスローが粘っています
    自己責任で行いますので、教えていただけませんか?

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