Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F2.8のレンズ洗浄を実施。
洗浄するレンズは、絞り羽の直後にあるレンズである。
カビなのか、汚れなのかは不明だが、比較的目立つ汚れがあった。
後玉の方から分解していく。
レンズマウントの3本のビスを外すと、レンズマウントが外れる。
一番内側にある、3本セットのビスと 2本セットのビス、更に絞りリングと連動して動く2本のビス(側面ではなく内側)を外す。
その後ピントリングを時計回りに回すと、ピントリングごとヘリコイドが外れる。
ヘリコイドを外すときは、どこでヘリコイドが外れたか覚えておく。
更にレンズを固定しているリングを、ゴムリングで反時計回りに回し、固定リングを外す。
レンズを逆さにすると絞り羽までのレンズ2枚と中間のリングが外れる。
これで一通りの分解は完了。
後は、各レンズを洗浄する。
各レンズの洗浄が終わったら、元通りに組み立てる。
これでレンズの洗浄は完了。
miiさんへ
試行錯誤し忍耐で完成しました。ありがとうございました。
岡田 様
Micro Nikkor Ai 105mm F2.8S 分解記事を書いたmiiです。
ヘリコイドを外す時はずれた場所がわからなくなった場合は、かなり面倒ですが少しずつ場所を変えながらヘリコイドがスムーズにねじ込むことができる箇所を探るより他にありません。
また、ヘリコイドがスムーズにねじ込めたとしても、ヘリコイドの位置がずれていた場合は最初からやり直しになります。
根気のいる作業となりますが、他に方法はありません。
ヘリコイドが固着しており分解、ヘリコイドを外す時はずれた場所を記録していなかったため組み立てが出来ず困っております。外れた場所を教えていただけませんか。なお、正面からの分解はしておりません。よろしく
返事が遅くなり申し訳ないです。
おっしゃるとおり凸レンズの曲率の大きい方がマウント側でした。
無限遠で確認する、いいことを教えていただき、ありがとうございました。
初めまして。
Micro Nikkor Ai 105mm F2.8S 分解記事を書いたmiiです。
この記事を書いた当時のことなので、うろ覚えなのですが、この凸レンズは凸側(膨らんでいる方)がマウント側だったと記憶しております。
確かこのとき、レンズの前後を間違えて嵌めてしまったために、ファインダからのぞいても全くピントが合わなかったので。
少し手間ですが、一旦仮組みして無限遠でピントチェックをされるのが宜しいかと思います。
はじめまして。
Micro Nikkor Ai 105mm F2.8S 分解記事を探してたどり着きました。
1年前の記事ですがコメントは読まれてますでしょうか。
下から2枚目の写真、右から二番目の凸レンズ(絞り羽根のすぐ後)は前後の曲率が微妙に違いますが、どちら側がマウント側(押さえリング側)なのでしょうか。
分解していたら、ぽろっとレンズが出てきて、確認出来なかったもので。
よろしければご教授いただけないでしょうか。
よろしくお願いします。