Canon 7のメンテナンス

先日購入したCanon 7のメンテナンスを実施。

メンテナンスの内容は、各動作部の注油である。

先ずはトップカバーから。
側面のホットシューをジャンクコンパスで回して外す。

反対側の側面のビスを外す。

巻き上げレバーのトップをジャンクコンパスで緩めて、ゴムリングなどで回して外す。

シャッターボタンの周りにあるリングの側面の3つの芋ネジをゆるめて、リングとシャッターボタンを外す。

シャッターダイアルの側面にある3つの穴からマイナスドライバーを差し込み、中の芋ネジを緩めてシャッターダイアルを外す。

このとき、穴の位置がASA表示板の50から400の間にないと、ドライバが芋ネジに到達しないのでASAの表示位置を変更しながら緩める。
また、芋ネジは緩めすぎるとシャッターダイアルが外れなくなるので、緩めすぎないようにする。

巻き戻しノブを外す。

ファインダーダイアルを35にセットして、トップカバーをゆっくりと引き上げる。

次に、下のカバーを外す。
三脚ねじ穴の周りにある黒いリングをジャンクコンパスで緩め、ゴムリングで回して外す。
開閉ノブの脇にある2つのビスを外す。
ゆっくりと下のカバーを引き上げる。

次にボディを外す。
セルフタイマーの頭をジャンク紺バスで緩め、ゴムリングで回してセルフタイマーノブを外す。
セルフタイマーの部を外すと、セルフタイマーが少し進む。
組み上げる際には、この少し進んだセルフタイマーを戻して取り付ける必要がある。

その下にある黒いビス2本と白いビス1本を外す。

4本のビスを外してレンズマウントを外す。

レンズマウントの下にある黒いビス2本、ボディにある4本のビスを外すとボディが外れる。

此の状態で注油する。

注油箇所だが、
・シャッターの巻き上げ動作で稼働する部分
・シャッターを貼ったときに動作する部分
に注油する。
シャッターの動作を確認するために、巻き上げノブを仮組みしておくと確認しやすい。

各動作部への注油が終わったら、組戻す。

シャッターダイアルの組戻し時にASAの感度板が適正な位置になるようにして組み戻しておく。
此でメンテナンスは完了。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください